立川のお魚総本家で16時から一人で一杯やってました。何と言ったってここは藁焼きの鰹が美味いのです。スタッフのお姉さまに聞いてみました。
「藁焼き美味いよね。今日は初鰹だね」
「いえ、鰹です」
「あっ、そう。どこから来たの?豊洲?」
「いえ、海からです」
「あっ、そう。どこで獲れたの?江戸沖?」
「いえ、太平洋です」
「なるほどお」
目には青葉山ほととぎす初鰹
江戸時代の俳人山口素堂の句です。〈青葉〉〈ほととぎす〉〈初鰹〉、初夏の季語が三つも。でもそんなことはお構いなし。俳句は、詩は、そもそも自由なのです。

