季語は〈竹伐る〉 晩秋
昨日、12/7は山廬後山で竹伐りのお手伝いをしてきました。山廬後山は俳人飯田蛇笏・龍太が生涯を過ごした居宅の裏山(里山)で、孟宗竹と真竹の見事な竹林があります。毎年手を入れて、間引くようにして伐らないと、ただの竹藪になってしまうのです。
お手伝いには、70代から、20代の女子大生、幼児まで、世代を超えた老若男女20名が集まりました。山廬当主飯田秀實さんの指導のもと、竹を伐り出し、運び、枝を粉砕します。伐るのは四年~五年物の太い竹で、竹林の世代交代を図ります。
伐った竹は、6メートル程度に切り揃えて茅葺屋根の土台に利用されるそうです。また桃の木の枝支えにも使われるそうです。粉砕した葉や枝は里山に撒かれ良い腐葉土になります。まったく無駄のない循環です。こうして、自然資本である竹林、里山を維持し成長させて次世代へ繋いでいきます。
作業を終えて庭でお茶を飲みながら屋根を見上げると、蛇笏・龍太が微笑んでいました。「よく来たなあ。来年も頼んだよ」。帰りの山廬後山からの夕景が見事でした。


