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俳句

2025.06.06

風の日の大樹見て来て豆ごはん 廣瀬悦哉 季語「豆飯」夏

我が家の豆ごはんは、ご飯を炊いた後にえんどう豆をみじん切りにしてご飯にまぶして蒸らします。こうすると、お豆の色が緑のままで香りも立ちます。NHKのかつての「ためしてガッテン」が教えてくれました。
 

この頃はときどき強風が吹きます。青葉の森や大樹を揺らす風です。「青嵐」とか「夏嵐」とか。とても素敵な季語ですね。
 

この「俳句日めくりカレンダー」は俳人の神野紗季さんが監修しています。芭蕉から現代の俳句まで、幅広く多様な俳句が日めくりをすると毎日現れます。紗季さんはもっと俳句は自由だと言っているようです。
 

「起立礼着席青葉風過ぎた」 神野紗季
 

確か彼女が高校生の時の句です。この季節の、あの時の、風が、情景が、人それぞれに甦ります。私の愛誦句です。

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