深川芭蕉庵近く、小名木川が隅田川に流れ込む水門があります。水門の先は清洲橋です。かつて石田波郷は「雪敷ける町より高し小名木川」と詠みました。
この辺りには希代の昭和の横綱、大鵬と北の湖が興した相撲部屋があります。今日は深川芭蕉記念館で句会があって、久しぶりにぶらぶらと散歩しました。横綱が雪駄履きで出てきて、手を振ってくれそうな、そんな思いに駆られました。それには春の宵が相応しく思われました。
「公達に狐化けたり春の宵」と詠んだのは与謝蕪村です。春の宵には妖しい空気があります。
春の宵横綱現れさうな路地 廣瀬悦哉

