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2025.01.30

寒晴やあはれ舞妓の背が高き 飯島晴子  季語〈寒晴〉 冬

今年の「寒の入り」は1月5日。今は「大寒」1年で最も寒い時期です。「寒の明け」は「立春」で2月3日。「節分」は2月2日で豆まきをして「鬼やらい(鬼は外)」をします。
 

さて掲句は〈寒晴〉〈舞妓〉ですから、凍てつく京都の真っ青な空が思われます。作者は前からくる舞妓さんたちとすれ違ったのではないでしょうか。そのうちの一人の背が高かった。それを見て〈あはれ〉と感じたのです。見た情景を見たままに、〈あはれ〉と感じた自分の気持ちを込めて表現しています。
 

〈あはれ〉には、「ああ」という感動詞、「しみじみとした趣」「寂しさ、悲しみ」などの意味があります。
 

皆さんはこの「あはれ」に何を感じますか?

写真は、深川芭蕉庵より隅田川に掛かる新大橋を望みます。

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