昨日は山廬(飯田蛇笏・龍太が生涯を過ごした居宅及びその周辺)での俳句会を開催しました。和ハーブ協会と角川「俳句」のコラボです。
十八名が柔らかな秋の日差しのなか、山廬散策と句会を楽しみました。後山を登り切った丘の上からは、南アルプス連峰、八ヶ岳、そして北アルプスの山々も見晴るかすことができました。
句会の様子は来年の角川「俳句」1月号に掲載される予定です。
葉書とは葉に書くから葉書と書きます。
多羅葉(タラヨウ)の葉っぱに宛先を書いて、切手を貼って投函すれば、郵便局は届けてくれるそうです。
山廬の後山に自生する多羅葉の木の葉っぱを取り楊枝で昨日の俳句を書いてみました。なるほどしばらくするとしっかりと文字が黒く浮き出ました。
「返り花」とは、返り咲きをした花、二度咲きの花のことで初冬の季語です。「狂い花」とも言います。昨日の山廬では、裏庭の狐川から水を引いた池にツツジの返り花が赤く咲いていました。