


白布(しらぶ)温泉は、山形新幹線米沢駅からバスで40分の山間にあります。開湯は江戸時代です。
湯宿は三軒、中屋、東屋、そして一番奥が西屋で、昔ながらの茅葺き屋根が出迎えてくれます。西屋の若女将は遠藤央子(ひさこ)、私の一番下の可愛い従妹です。央子は女将だけでなく湯守(ゆもり)でもあります。
白布温泉の源泉は60度。とにかく湯量が豊富で、西屋の石造りの湯殿には、お湯が滝となって滔々と流れ落ちています。まさに源泉掛け流し。石の床に寝転がって、流れてくるお湯を全身に感じます。外の闇の向こうから、河鹿蛙の透き通る鳴き声が聴こえてきました。
この風土を守り次世代に繋げてゆく大切さを思わずにいられません。
皆さん、どうぞ、白布温泉へ、西屋へお出掛けください。美人で元気な若女将が笑顔で迎えてくれます。
木の扉ぎいと開いて青葉闇 悦哉

