季語は「去年今年〈こぞことし〉」 新年
時の流れは一本の貫く棒のようなものだ。と高濱虚子は言っています。時間という見えない物を棒に喩えたのです。
この句を見て、川端康成は「恐ろしい俳句を創る人だ」と言ったそうです。飯田龍太はエッセイにそう書いています。想像そして創造するということの凄さを見せつける俳句です。
稜線に一番の星去年今年 悦哉
大晦日の甲府盆地、山国の空をお届けします。山梨ブルーです。
こういう風景を見ていると、私たちは何を大切にしなければいけないのかがわかります。
来年もどうぞよろしくお願いします。