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2024.12.23

薪にする桃の一木冬至かな 廣瀬悦哉 ~甲斐一の宮~

産土(うぶすな)の友だちの家で句会を開いた。中学卒業以来五十年ふりという友もいる。メンバーは八名。句会の名前は、当日の〈産土の懐かしき顔年の暮 英朗〉とい句にちなんで「一宮産土句会」にしよう。
 

 英朗邸の桃畑に続く裏庭に、薪にする桃の幹や枝が積まれていた。乾燥させてから鉈で薪割りをする。古い桃の木は伐って世代代りをするのだそうだ。十二月二十一日、冬至、一年で一番日の短い日。午後の日が降り注いでいた。
 

薪にする桃の一木冬至かな
(まきにするもものいちぼくとうじかな)
季語は「冬至」冬

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