2024.06.17 今日の季語と俳句 <雨の音山の音聴くさくらんぼ> 廣瀬悦哉 実家の、かつての、直人の書斎に座り、夜の雨音をひとりただ聴いている 雨が、庭の樹や草を濡らす音がする 里山に降る雨の音 この書斎はあの時のまま すっと襖が開いて父が入ってきそうだ 「なんだ、おまん、来てただか。美味いもん食ってるじゃねえか」 このさくらんぼは、山梨市の岩手名産の佐藤錦、ふるさとの味 凍らせると、うーん、たまらんじゃんね。どうぞお試しを!!